今週のお題「私の〇〇ランキング」
独断と偏見でベスト3を選んでみました!
第三位 「オー・プリティ・ウーマン」(Oh, Pretty Woman)
オリジナル:ロイ・オービソンが1964年に発表したシングル曲
カバー:ヴァン・ヘイレンがアルバム『ダイヴァー・ダウン(1982年)』に収録し、
その後 シングルカットされた。
オリジナルは1990年公開の映画『プリティ・ウーマン』の主題歌としても使われたので知っている人も多いと思います。(34年も前になりますか・・・)
アメリカでは大ヒットした有名な曲で、古き良きアメリカをイメージさせる曲だと思います。
ヴァン・ヘイレンのカバーもそこそこヒットしましたが、「何でこの曲をカバーしたんだ」とバンドのイメージと合わない印象でしたね。
この曲には個人的に思い出があって、嫁さんと結婚式で使う音楽を選んでいたときに、オリジナルの方の「オー・プリティ・ウーマン」を選曲したのですが、どうも自分(たち)のイメージに合わない気がして、急きょヴァン・ヘイレンのカバーに差替えたという事がありました。
やっぱりエディのギターの音色が欲しかったんだと思います。
第二位 「チェンジ・ザ・ワールド」 (Change the World)
オリジナル:アメリカの女性カントリー歌手のワイノナ・ジャッドが1996年2月
にリリースしたアルバム『Revelations』に収録された曲
カバー:ベイビーフェイスのプロデュース(←ここ重要)でエリック・クラプトンが
カバーしたもの。(1997年リリース)
オリジナルの方は、アルバムの『Revelations』が全米チャートで最高9位にランキングされたのに、シングルカットされていないのが不思議です。
だから自分は2,3回くらいしか聞いていないのであまり印象に残っていないです。
カバーはベイビーフェイスも歌っているのですが、クラプトンの方が100万倍良いです。(これは本当です)
こんなことを言うと失礼ですが、ベイビーフェイスは自分が歌う曲よりも他のアーティストのプロデュースをした曲の方が素敵です。
いつか自分もクラプトンの「チェンジ・ザ・ワールド」をコピーしたいものです。
第一位 「見張塔からずっと」(All Along the Watchtower)
オリジナル:アルバム『ジョン・ウェズリー・ハーディング(1967年)』に収録された
超有名なボブ・ディランの曲
カバー:ジミ・ヘンドリックスが1968年にシングル 曲として発表、
アルバム『エレクトリック・レディランド(1968年)』にも収録
ボブ・ディランのオリジナルと、ジミ・ヘンドリックスのカバーは優劣つけ難い名曲です。
ですが、ジミヘンカバーの方がインパクトが強くてカッコいいです。
若い頃はジミヘンカバーの方が絶対にいいと思って聞いていましたが、最近はボブ・ディランの方もよく聞いています。
オリジナルの方は聞けば聞くほど味が出てくるようなイメージですね。(スルメのような・・)
ジミヘンはボブ・ディランが凄く好きみたいだったようで、ディランの曲の歌詞をよく見ろと言ってみたいでちょっと意外な気がします。
ボブ・ディランの方もジミヘンカバーの方が完成版とか言っているみたいで、コンサートでこの曲をやる時は、ジミヘン版のアレンジに近いスタイルで演奏しています。
本家がカバーのコピーをやっているようで面白いです。
ボブ・ディランもジミヘンのカバーを聞いてこっちのほうが良いと思ったと想像します。
カッコイイもんね!! \(ˊᗜˋ*)/
自分的にはジミヘンの(All Along the Watchtower)を初めて聞いた時から、硝煙のにおいがするような気がしていました。
この曲の作られた時代が時代だったからかもしれません。
映画「フォレストガンプ」でベトナム戦争の場面でこの曲が流れた時、同じ感性の人がいた!と嬉しくなりました。
「All Along the Watchtower」の歌詞は、旧約聖書の三大預言書のひとつである「イザヤ書」第21章の中の逸話をモチーフにしているようで、キリスト教圏の人にしか分からないニュアンスがあるので難解です。
聖書の言葉を借りて、当時の社会の問題、戦争反対のメッセージ、音楽業界への批判というものが歌われているとかいないとか。
ここで選んだ3曲、是非聞いてみてください!!