RolandはUA-25をWindows10への対応をしない様なので、勝手に対応してみた。
<手順>
1.RolandのWebサイトから、Windows8対応のドライバ(ua25_w81d_v101.zip)をダウンロードする。
2.ドライバを解凍すると、Setup.exe、Uninstall.exe、Readme.htm ファイルとFiles、Readmeのフォルダが出てくる。とりあえず念のため、Uninstall.exeを実行して今のPCにインストール済のドライバを削除する。
3.<RDIF1046.INFを書き換える>
Files\64bit\Files\RDIF1046.INFをテキストエディターで開き、全ての6.2を10に置き換える。
*Win標準のメモ帳を使うのなら、編集→置換 で検索する文字列に6.2 置換後の文字列に10を入力して、すべて置換ボタンを押して書き換える。
4.<Windows10をテストモードにする>
書き換えたINFファイルでドライバをインストールするので、テストモードにしてから作業する。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、
bcdedit /set TESTSIGNING ON
と入力し、再起動してディスクトップ画面の右下に、テストモードと表示されているのを確認する。
5.<ドライバーソフトを更新>
ディバイスマネージャーからUA-25をさがして右クリックし、「ドライバーソフトウエアの更新」→「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」にして3で書き換えたINFファイルがあるフォルダを指定して「次へ」のボタンを押してインストール開始。
6.<Windows10を通常モードに戻す>
無事にインストールが完了したら、テストモードのままだったら問題があるので元に戻す。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、
bcdedit /set TESTSIGNING Off
と入力し、再起動してディスクトップ画面の右下に、何も表示されていないのを確認する。
Windows8用のドライバを、無理やりWindows10に適用したが、今のところ自分のPCの環境では上記の方法でオーディオ関係は問題なく使えている。MIDIについては機材がないので未検証。
上記対応については自己責任でお願いします。