試行錯誤ですが何か

定年親父がとりとめもなく、自己満足で日々やった事や感じた事、思ったことを書いています。ムンクが好きです。

何故古いゲームソフトにこだわるのか

新しい事に挑戦したらいいのですが、ジジイになると新しいことを覚えたり、実行したりすることが億劫になるのは自分もジジイなので解ります。
でも自分は、鶴田浩二さん「傷だらけの人生」という歌の歌詞にある「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんで御座います。・・・」
という一節にある「古い奴こそ新しいものを欲しがる」タイプの人間だと思ってはいます。
自分自身は古いものに固執しているつもりは無いのですが、周りの同輩を見ると結構古いものに固執しておられる方が多いと感じます。
新しいものを知って、理解してそれでも古いものの方が良いというのなら解りますが、新しいものを拒絶して古いものを絶賛するというのはおかしいと思います。

 

よく、自分より年上の年配の方が「昭和の時代は良かった(昭和と言っても高度経済成長期ですが)」とおっしゃるのを聞いて、「本当にそうか?」といつも思います。
この昭和のイメージは、確かに景気は良かったと思いますが、交通事故で死ぬ人が多かった、公害でとんでもない環境で生活していたという事のほうが大きいです。
車優先の道路で安全の配慮が少なくて歩道も狭く、その横を大型トラックがビュンビュン走っていて、信号も今ほど整備されていなかったので道路を渡るのが怖かったです。
実際に交通事故で足を失った先輩とか、車に轢かれて無くなった友達が何人かいました。

川とか海は今の中国みたいに水質汚染で背中がまがっていたりする奇形の魚がいたりして、今から思うととんでもない世界でした。

特に私の住んでいた地域では、夏になると光化学スモッグ警報というのがよく発令されて、先生が朝礼台に赤旗を建てるやいなや、子供が数人運動場で倒れ込んでいるという光景を何度も見ました。
今こういうことが有れば即ニュースになると思いますが、その当時はありきたりの夏の風物詩のような感覚でした。
生命の危険を身近に感じた昭和の時代(戦争もありましたし)に比べて、今はそんなことが無くなったという意味ではいい時代になったと常々思います。
まぁ実際は日本という国の中だけの話かもしれませんが・・・。

 

話はもどりますが、古いものを当時のままで使うのではなく、新しい環境のもとで古いものをよりよく使っていこう!という主旨で、古いゲームソフトを蘇らせて行きたいなと思います。
私が古いゲームソフトにこだわるのはそういう考えが根本に有ります。

 

 

*但し、シミュレーションゲームやミリタリー系のゲームが多いのは私の趣味です。