試行錯誤ですが何か

定年親父がとりとめもなく、自己満足で日々やった事や感じた事、思ったことを書いています。ムンクが好きです。

ギターのネックスケール(弦長)について調べてみました

若い人たちとギター談義をしているときに、「スケール」という言葉がやたら出てきたので調べてみました。
ここでいうスケールは、ネックスケール=弦長の事です。


自分が若い頃はスケールを気にした事が無かったですし、そもそもネックにそういうバリエーションが存在する事も知りませんでした。
後になってFenderJapanからSQUIERブランドでSST-314というストラトギターが発売されてスケールというものの存在を知りました。
このギターもアンプのGuyatone GA-300FCと同じく成毛茂さん絡みの楽器だったと思います。
スケールについて実際に調べてみたところ、結構ややこしいです。

エレキで言うとロングスケールのことをレギュラースケールと言ったりして混乱します。
でもフォークギターとかクラシックギターについてはもっとややこしくて複雑怪奇です。そもそも古いカタログにはスケールの事が載ってなかったりします。
そもそも確たる規格というものが存在しないので、同じ土俵で比べることは出来ないかもしれませんが、ギターを購入するときに参考になりよう表にまとめてみました。
(間違いがあれば指摘していただけると有難いです)


エレキギターについて 】

FenderGibsonという2大メーカーがそれぞれの製品で作られたスケールでほぼ確立している様に思えます。
標準はFenderのロングスケール(レギュラースケール)25.5インチ=647.70mmGibsonのミディアムスケール 24.75インチ=628.65mm 
この2つを理解すればいいかと思います。

 

 

 

【 フォークギターについて 】

調べてみると複雑怪奇で、実際にはこの表とは違うスケールがもっと有るような気がします。(知らんけど)
日本国内のフォークギターを考えるとマハの現行FGシリーズの650mm現行FSシリーズの634mmが標準ではないでしょうか。。
何かなんや言っても国内ではヤマハがメジャーです。

最近の傾向としては、ソロギターの演奏をする人が増えたのかMorrisのSシリーズの652mmも人気が有るような気がします。

 



 

クラシックギター/フラメンコギターについて 】

この種のギターもフォークギターと同じでスケールを語るのは難しいですね。650mmか640mmが標準のようです。しかし数は650mmの方が多い。
640mm以下は子供用とか手が小さい人向けといった特殊?な用途用でしょうか。古いフラメンコギターなんかで660mm超のものが有ったりします。
660mmのギターを持っていますが、弾くのは難しいのですがギターの音色は凄くいいです。

 



 

一般的には、ネックスケール(弦長)が長くなると同じ音階を出すにしてもテンションを高くしなければならず、弦を押さえるのに力がいるので弾きずらくなりますが、テンションが高い分、音全体にハリが出て鳴りが良くなります。またチューニングも安定します
しかし、そのギターが弾きやすいかどうかはスケールだけではなく、ネックの幅、ネックの厚さ、ネックの形状や材質、塗装の具合とかの複合的な要因があるので先入観を持たずに一度弾いてみることをお勧めします。
特にフォーク、クラシック、フラメンコといったアコースティックギターについては個体差も結構あるので、実際に手にしたものを納得して購入するのが一番です。


また、ギターを何年も弾いていると手がギター弾き用に変化します。(ココ重要)

自分は高校の3年間びっしり(本当か?)毎日クラシックギターを弾いていたので、手がそれ用に変化しました。
右手と左手を広げた時の指と指との間隔が全然違います。左手の方が大きく開くようになりました。

真剣にギターを弾いていたら、身体がギターに対応するようになるので、あまり神経質にネックの事を考えなくても良いと思います。(個人的意見です)

 

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