US Air Force 2000(日本語版)も同じく仮想環境で動作しました。
これも前回同様のVirtualBox7.0.12を使い、今回はWindows98の仮想マシンを作成してそこにインストールしました。今回は「SHELL32.DLLは欠落エクスポートGDI32.DLL:+にリンクされています。」のエラーが出ましたのでpatch9xパッチを当てました。VirtualBoxを使用したWindows98の導入については英文ですが下記Webサイトに詳しい手順が書いてあるので参考ください。
How to Install Windows 98 in VirtualBox 7.0 on Windows 11 (sysnettechsolutions.com)
Windows98を導入できたら後は普通にUS Air Force 2000(日本語版)をインストールしたらいいのですが、罠があります。
US Air Force 2000のCDにはコビープロテクトが施されていて仮想環境では正規のCDを入れても、プログラム起動後に「正しいCD-ROMを入れてOKを押し、アプリケーションを再起動してください」というメッセージが出て起動できません。正規のユーザーなんですけどね。
海外のサイトにプロテクトを解除したファイルがあったりしますが、それを使ったら起動はするものの日本語対応ではないので文字が化けます。そこでCD盤をイメージファイルにしてかなり古いバージョンのディスクドライブ仮想ソフトDAEMON Tools Liteを使って読み込みます。自分はVer3.47を使いました。なぜ古いバージョンのものを使うかというと、コピープロテクトをエミュレートする機能がついているからです。
ちょっと詳しく説明するとUS Air Force 2000のCDはSafeDisc Ver.1系(多分1.4かな)のコピープロテクトがされていて、それに対応できるDAEMON Tools Liteのバージョンを使ってプロテクト回避するという手段をとります。VirtualBox+DAEMON Tools Liteの重ね技で動作完了です。
今回、US Air Force 2000を導入したWindows98環境に前回のU.S. NAVY FIGHTERS FINAL MISSIONをインストールし、ついでにFighters Anthology(英語版←日本語版は無い)もインストールしました。Fighters AnthologyについてはU.S. NAVY FIGHTERS FINAL MISSIONと同型なので普通にインストールしてこちらも動作完了です。
どちらのソフトも英語版なら仮想環境を使わなくても、今のPC環境でmydxwndとか動作する手段はいろいろありますが、日本語版で遊びたいのなら仮想環境一番手っ取り早いと思います。
仮想環境、最高です!