i9-9900Kをぶっ壊して、パソコンショップの店員に『水冷じゃないとダメですよ』と
言われて半信半疑で導入した水冷クーラーでしたが、
これはよく冷えました。見掛け倒しとばかり思っていましたが結構良いです。
ただ、水冷ヘッド(水枕)をCPUに取り付けるときにヘッドとCPUの間にテンションが
掛かっておらず、グリスのおかげで水冷ヘッドがくっついているという状態なので、
気にはなっていたものの冷却に問題が無いので「まあ良いか」とほったらかしにしていました。
今回マザボを交換するのでキッチリ取り付けるよう改造(?)してみました。
使用している水冷クーラーはCorsair社の【 H150i PRO RGB 】というもので、
360mmサイズ・ラジエター、3連ファンの簡易水冷ユニットです。ちょっとデカい!
かれこれ3年以上は使っています。このクーラ自体はこれまで不具合は無く絶好調です。
i9-9900Kからi9-13900に交換するときに【 LGA1700リテンションキット 】を別途購入
して取り替えています。
水冷ヘッドとCPUの間にテンションが掛かっていない理由は、
水冷ヘッドを固定するバックプレートがマザーボードにしっかりと固定することが
出来ず(構造的原因)、約1.5mmの遊びが有った為です。
この水冷ユニットは六角両オネジという留め具で取り付けるのですが、今回は遊びの間に
何かを詰めてしっかりと固定することにします。
色々と試行錯誤でやってみた結果、ステンレスワッシャーとスプリングワッシャー
(ステンばね座金)を間に挟むと良さそうだったので、これでやってみました。
こんな感じで取り付けます。
しっかりと止める事ができました。
グリスは前から使っているSMZ-01R(猫グリス)を使いました。
費用は@162x2=324円でたいしてかからず、
前よりも温度が下がっているような気がします。(体感で2~3度程)
しっかりと取り付ける事ができたので精神衛生上も良かったと思います。(たぶん)
Corsair【 H150i PRO RGB 】の取り付けについて、「しっかり固定出来ない」
という話題、口コミを見かけないのが不思議ですが、冷却がちゃんと出来ているので
問題にならないからかなぁ。
注意:
後でリリースされた【 iCUE H150i RGB PRO XT 】とは水冷ヘッドが違うようです。パッと見、同じように見えるのでややこしい。