『お寺の掲示板』って一言メッセージの様なので、つい目が行って読んでしまいます。
ちょっと前にネット界隈で、ボブ・マーリー(Bob Marley)の有名な言葉が『お寺の掲示板』に書かれていたという事で話題になっていました。
自分も実際にこの目で、ボブ・マーリーの名言が書かれたお寺の掲示板を見てビックリしたことがありました。
( 私が見たのは、真宗大谷派難波別院(南御堂) 2023年7月のものでした 。)
その名言というのは
【 雨を感じられる人間もいるし、 ただ濡れるだけの人もいる
(Some people feel the rain. Others just get wet) 】というもので、
本人としては、何も教訓じみた感じでこの言葉を発したのではないと思います。
ただ自然体で、「 雨が降っているといって騒ぎなさんな、雨に濡れて感じようではないか 」と思って言ったのではと想像します。(レゲエのイメージから)
私の解釈としては、
嫌に思う雨でも、心の持ちようによって感じ方が変わる → 心の持ちようによって考え方が変えられる → 何事も「心の持ちようひとつ」 という事で、
『お寺の掲示板』に書かれていたというのが何となく理解できます。
( たしか渋沢栄一も同じ様な事を言っていたような・・)
しかし、ボブ・マーリーという人はマリファナ合法化支持者でもあり、見た目もちょっとセンスのいいホームレスのような御姿なので、コモンセンスな人からは非難されそうで、お寺とどう考えても結び付かないイメージが有ります。
逆にボブ・マーリーの御言葉を『お寺の掲示板』にしたお寺はセンス有りすぎると思います。
御仁はエリック・クラプトンがカバーした【 アイ・ショット・ザ・シェリフ 】(I Shot the Sheriff)の作詞・作曲者でもあります。
いやそんな事よりも、ボブ・マーリーはジャマイカ出身のミュージシャンで、
レゲエの神様とも言われる御方です。
そんなレゲエの神様の御言葉なので、言葉一つ一つが御託宣ですね。
36才でお亡くなりになり、最後の言葉は、【 お金は命を買えない 】だったとか。これも意味深なお言葉です。