i9-13900Kの不具合対応としてEPICのユーザーサポートに、
BIOSの【AI Tweaker-SVID Behavior】を Intel's Fail Safe に設定するのを推奨、という記述がありました。
ASUSのマザボのBIOSには【AI Tweaker-SVID Behavior】の項目があり、Intel's Fail Safeに設定することが出来ますが、MSIのマザボのBIOSにはこの設定項目が見あたりません。
MSIのユーザー掲示板に「どうやったら設定出来るんだ(怒)」という書き込みがあり、返答で、こそっと【 CPU Lite Load】の値を Mode 8 に設定という書き込みを見つけました。
この設定が正しいのかどうか自分では判断しかねますので、自己責任です。
ちょうど『【インテルCPUの不具合】i9-13900Kのトラブルについて』に書き込んだBIOS設定でインテル謹製のIntel(R) Extreme Tuning UtilityでBIOS設定を疑っていたのでやってみることにします。
先のBIOS設定では色々とCPUに制約をつけたのが原因か、Intel(R) Extreme Tuning UtilityのCPU Stress Test AVX2実行でFAILになったり、CNEBENCHが途中でエラーになったりしていました。それ以外は全く問題は有りません。
【 CPU Lite Load】の値を Mode 8にしたら、Intel(R) Extreme Tuning UtilityとCNEBENCHで発生した不具合は解消しました。
そこでもっと保守的な設定にしたいという事で【 CPU Lite Load】の値を試してみた結果が下記に表です。
表にするまでもなく単純でした。Mode 5以下はダメ
もうi9CPUを壊したくないので、Mode 6で設定、発熱とワットパフォーマンスの改善の為、W数を定格に収めることにしたBIOS設定が下記
「 CPU Lite Load」の値を 「Mode 6」
「Long Duration Power Limit(W)」の値を 125
「Short Duration Power Limit(W)」の値を 253
(注意)
①Intel(R) Extreme Tuning Utilityは、Windows11のセキュリティ→デバイスセキュリティでコア分離→メモリの整合性をオフにしないと起動しません。何故?
②MSI PRO Z790-A WIFI DDR4での設定です。
自分はASUSのマザボとは相性が悪くてこれまで散々嫌な思いをしましたが、BIOSに関してはMSIよりASUSの方が解りやすくて機能が豊富な気がします。
息子が使うパソコンをMSIのマザーに替えて凄く安定していたので、今回のもMSIのマザーにしましたが、やはり安定していて良いですね。
これからはMSIか相性のいいASRocのマザーでやっていきたいと思います。ASUSとGAGABYTEは避けます。(あくまでも個人的な意見です)
正直、BIOSの設定はよく解りません。
散々BIOS(Basic Input Output System)って書いていますが、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)というものに変わっていると思いますが、気にしない気にしない。