試行錯誤ですが何か

定年親父がとりとめもなく、自己満足で日々やった事や感じた事、思ったことを書いています。ムンクが好きです。

NASが壊れて焦りました(通算2回目)

夏季休暇最終日の8月17日早朝、軽くゲームでもしてみようかとPCを立ち上げたところ、ネットワークドライブのアイコンに赤いX印がついていました。
家内NAS(Network Attached Strorage)のフォルダのいくつかをネットワークドライブとして使っていたのですが、全く使えない状態でした。

https://www.terra-master.com/jp/products/f2-221.html

 

NASには接続することが出来て管理ソフトも立ち上がりますし、管理ソフトではRAID1で設定しているハードディスクも2台とも正常と表示されます。
普通そういう状態の時はパソコン側の問題と考えられるので、パソコンの設定を確認しても特に問題となる不具合は発見出来ませんでした。

試しに別の同じ様にネットワークドライブを設定しているパソコンを立ち上げたら、同じ様にネットワークドライブのアイコンに赤いX印がついています。

 

そうなると、ネットワークの不具合だと考えてルーター、ハブ、LAN配線を念入りに調べても全く不具合が見つかりませんでした。
もうお手上げの状態で、ネットワークに繋がっている全ての機器を再起動したり、電源のON/OFFを繰り返してみましたが症状は全く改善されませんでした。

NASを何回か再起動したら全くネットワークに繋がらなくなりました。(ネットワークには接続しているのですが・・・管理ソフトで操作できない状態でした)
こうなったらNASが原因だと決めつけて、ダメもとで保守用に用意していた新品のハードディスクと交換、NASを初期化して、ついでに新しいヴァージョンのOSに入替えたら問題無くつかえるようになりました。

 

やっぱりNASが原因、諸悪の根源でした。(大げさ)

 

NASのOSからは特に不具合のアラートも出ていませんし、管理ソフトでもハードディスクは正常と出ていましたので、今度は逆に新品のハードディスクから元々使っていたハードディスクに戻して再起動してみました。
しかし、動作はしているもののネットワークドライブのアクセスが出来ません。管理ソフトも操作出来ません。お手上げです。
しかも、同じネットワークに繋がっているPCからPINGを打つと応答があってネットワークには繋がっているという状態で訳が解りません。

 

NASの機器よりも中身のデータの方が重要なので、パソコンからUSB接続でNASで使用していたハードディスクを繋いで、「Linux Reader」というソフトで読み込めるか確認したところ、RAID1なので同じ書き込みをしているはずの2台のうち1台は正常に読み込めるものの、もう1台は全然読み込めなかったので恐らくこのハードディスクが不具合の原因だと推測します。しかし、これが原因だったと断定する自信は正直ありません。


RAID1で設定していたので何らかのアラートが出てもいいようなものですが、こういう不具合は大変困ります。
前回の故障ではNAS本体の故障(そもそも起動しない)でしたが、ハードディスクの不具合なら何とかならなかったのかと思いました。
(何回も言いますが、RAID1にしていたのに・・・)

 

Linux Reader」でデータの98%ぐらいは復旧できたので一安心できたものの、一部のデータが消えていたのは不思議です。消えていたデータはそんなに大切なものでは無かったのが幸いでした。
前回故障した時も思いましたがLinux Reader」というソフトのおかげで今回も助かりました。(Thank you !)


Linux Reader」は大変有効なソフトなので、linuxWindowsの両方を使っている方には必須のソフトです。

www.diskinternals.com

 


それにしても、RAID1で設定しているのに上手くリカバー出来なかったという、なんともモヤモヤする不具合・故障でした。


<使用機材・OS>

 

使用製品:TerraMaster F2-221  

                  ( 2ベイ NAS 2.0GHz intelデユアルコア2GB スマホ/タブレット対応)

      *2022年5月から稼働、F2-220からリプレース

 

使用HDD :旧 Western Digital「WD Red WD30EFRX」3TB x2台

               → 新 Western Digital「WD Red Plus WD30EFPX」3TB x2台

                    *NASのOSを「TNAS 4.2」→「TNAS 5.1」にVerUP *Linux系のOS


ハードディスクについては2018年1月から使用していましたので延べ61,500時間は稼働していた計算になります。
(一般的に3~5年程度が交換の目安らしいです)

7年以上連続で稼働していましたので、そろそろ交換時かと思い新品の同種類のハードディスクを用意していましたので今回の故障は想定内です。
とは言っても、RAID1としての故障対策がしたかったというのが本音です。

 

(RAID1にしていたメリットが無いやん ヽ(`Д´??)ノ ムカーッ!! 「ホットスワップ」やってみたかった)

 

PS.何故か家のPC製品は長期休暇の最終日に故障します。