
パソコン環境も整い、三連休で時間にも余裕があったので、「この機会に思いきりゲームを楽しもう」と考えていました。
実際にプレイを始めてみると動作も快調で、シナリオの進行にも問題はなく、久しぶりに没頭していました。
ところが、ある場面で突然シナリオ通りに進めなくなってしまいました。
何十回もプレイしてきたゲームですが、こんなことは初めてです。
「アイテムを取り忘れたのか?」と思って戻って確認したり、シナリオの条件に合わせて時間を調整しながらやり直したりもしましたが、一向に進みません。
もともとバグの多いゲームなので仕方がないといえば仕方がないのですが、どうしても納得がいかず、せっかく順調に進めていたのにSaveデータを思わず削除してしまいました。
シナリオが進めなくてもゲーム自体には支障がないし、重要な場面というわけでもなかったのに、なぜか急にやる気が失せてしまったのです。
その後も再びプレイしたいという気持ちは起きず、「生産性のないことをしていたのかな」と感じ、少し憂鬱な気分になりました。スランプなのかもしれません。
そんなとき、ふと子どもの言葉を思い出しました。
「お父さんって、ゲームをするよりも、ゲーム環境を整えたり、OSをいじったり、パソコンを組み立てたりするほうが好きなんじゃない?」
なるほど、やっぱりそうなんだなと自分でも改めて実感しました。
思えば、自分が一番パソコンに夢中だったころ、フロッピーディスクのコピープロテクトを解除したり、発売日に買ったゲームをその日のうちに解析してエンディングを見るようなことをしていました。
そんなとき、仲の良かったパソコン仲間に「お前、そんなことして楽しいのか?」と聞かれ、ハッと我に返り、それ以来そういうことはやめてしまいました。
今回の出来事は、あの時と少し似ている気がします。
夢中になっていたはずなのに、ふと立ち止まって自分を見つめ直す――そんな三連休でした。